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14日目 GW明け

  • 執筆者の写真: 筆者
    筆者
  • 2022年5月9日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年9月29日


  • 夜は少し寝れたがやはりあまり眠れなかったようだ。

  • 今日はリハビリが3件。程よく疲れているので寝られるかもしれないと言っていた。

  • 懸案の腎臓の検査が今日、予定通り行われた。あす、検査が追加されたらしい。また、主治医から説明があるのだろう。「何の検査なんだろうね」と聞きながら、腎臓造影検査結果の否定を肯定するのか、肯定を肯定するのか裏付的な検査かもしれないと思った。

  • 午前中、排便に成功した。

  • LINEのビデオ通話が不調で、お互い顔が見えなかったり動画が静止画で止まっていたり、様子が分からないのが歯がゆくなる。

  • かろうじて声で話せているのでニーズの把握は何とかなっている。

  • せっかく右手で手を振ってくれたのに、こちらでその様子を確認できなくてかなり残念だった。

  • 携帯のアンテナはちゃんと立っているが、データ通信容量的にライブ映像の通信が厳しい状況かと思われる。5階なので、基地局との距離も長いのかもしれない。

  • 奈津子のスマホの機種が原因なのかもしれない。いろいろ試してみたい。

  • 電波が拾える無料Wi-Fiもなさそう。病院も入院患者用のWi-Fiを設置していない。もっとも、産婦人科や小児科以外は高齢者の利用が多い病院であり、Wi-Fiのニーズも割合としては高くないかもしれない。ちなみに私が定期的に通っている病院では、病院の設えたWi-Fiを外来診察のため訪れた際に利用したことがある。きっと病棟でも使えるのだろう。

  • 見る限りだいぶ右側の口も左に追従して動いているように見える。最近の咀嚼はどうか本人に聞いた。食べ物を噛みこむのはやはり左で、右に食べ物がいくと困っていたが、連れてこれるようになったと言っていた。「ちょっとずつ食べ方が上手になっているね」と褒めておいた。

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  • 病院食を止められることになったらしい。フードロス的に申し訳ない状況で致し方ない。食べてさえいれば治療に問題がないからこのまま続行させる判断もあったのだろう。私は栄養管理面で自信を持って奈津子の食事を作ってはいないが、奈津子愛用の食用アルコール「パストリーゼ」をリッチに使うなど衛生面だけは心がけている。そこさえ守り、奈津子が食べれてさえいれば大きな問題はないはずだと考えていた。

  • 奈津子は病院食を食べる気になったらまた始めればいいと言われたそうだ。ビールを飲みながらこの話を聞いていた私は笑ってしまった。奈津子も電話の向こうで笑っていた。病院食を食べる気になっている奈津子があまりにも想像し難く、笑いが込み上げてきたのだ。ありえないと。3食作って持っていくミッションに重要性が増したが、久々に互いに笑えたことがひとまず嬉しかった。

ドーバー パストリーゼ77


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酒造会社「ドーバー」のアルコール製剤。アルコール77%の高い除菌力があり、高純度カテキン(緑茶抽出物)を配合。調理器具や包材、食材への直接噴霧で抗菌持続性が期待できる。

奈津子の朝昼晩ご飯


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© 2022 Ambivalent Brain 奈津子の入院記録 

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