32日目
- 筆者
- 2022年5月27日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年10月2日
私は4:40頃起床。昨夜は0:00頃に寝た。寝起きが悪く、久しぶりに目覚ましに起こされる。
奈津子は6:20頃起床。昨夜は21:20頃に就寝。1回0:00頃にトイレに行き1時間ほど起きていたそうだ。
診断書がまだ出ない。金曜日に貰えない時点でもう危ない。締め切りは31日。
身上調書を奈津子に点検してもらい今朝提出した。
今日の奈津子は装具を付け、歩行器でたくさん歩いたそうだ。お昼ご飯前、私は病棟の待合に座って奈津子がリハビリから帰ってくるのを待ち、5メーターほど離れたところに座ってその姿を見ていた。歩行器を使う際、一週間くらい前までは左側に偏り、持たれかかるような歩き方をしていたが、大分真ん中寄りに重心が移っているのが分かった。完璧に真ん中ではないものの、かなり良くなっていた。そのあとの通話で奈津子は「装具を付けると、かなり左右のバランスが取れた歩行が出来るよ」と教えてくれた。
明日から週末。リハビリ室からリハビリの道具を色々借りることができたそうだ。内容は詳しく分からないが、宿題以外にも自主的にリハビリできるのは、奈津子にとってありがたい話だ。
私はお昼ご飯前、座って待っているときに転院調整を担当している病院のかたにたまたまあった。個室や奈津子の食事について少し話をした。家に帰りながら「先方が食事の衛生面をかなり気にしてらっしゃるんですよね…」と言われたことが少し頭に引っ掛かっていた。そこで、こちらが病院に無理なお願いをしているところもあるので何かしたほうがいいと思い、簡単にメモを作ってその担当のかたにメールを送っておいた。食事のことが原因で転院に向けた調整が覚束ないのも困る。そもそも今の食事も私は衛生面には内心びくびくしながら作っている。もし衛生面で問題を起こしたら病院も止めざるを得ないだろう。そうなるとリハビリにも支障が出てしまうがそれも困る。傍から見ていると奇異に感じるかもしれない。でも、これしか手だてが思い浮かばない私は、この奈津子への給食をかなりシリアスに考えている。私にとっては退路のない防衛戦のようなものだ。
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食事の件、もし参考になればと思いメール差し上げました。
こちらが無理をお願いしている部分もありますので、どうかよろしくお願いいたします。
添付は最近の食事の写真です。
調理は私が一人で自宅キッチンでしています。
調理師免許を持っているわけではいませんが、出来る限り衛生面に配慮して調理しています。
食用アルコール「パストリーゼ」で調理台、まな板、包丁、手指等を適宜消毒しています。なお、パストリーゼはアルコールを77%含有しています。
調理は、今のところ食事の3時間前以降から開始しています。
45分~80分程度の時間で調理しています。
フルーツ等の処理をして盛り付け後に冷蔵庫にしまうなど、なるべく素材や調理したものの状態が悪くならないよう配慮しています。
保冷剤と保温剤(保冷剤を温めたもの)を入れた2つの保温バックを用意し、ご飯は保温、後は保冷して運搬しています。
腐敗等のない食材を使うなど、当たり前に家庭で行う一般的な配慮はしているつもりです。
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奈津子の顔チェックは、昨日と同様の変化。お昼ごろまで左口角付近の吊り上がりに大きな変化は無かったが、夕方思いのほか改善された。夕方は90点。
21:00消灯。奈津子と通話中だった。また暗くなると私は思っていたが、奈津子がすっと手を伸ばし「補助灯を付ける技を習得した」と言いながら、小さめの灯を付けてくれた。夜は大概、少し気怠そうな感じになるのだが、今夜はすっとした顔をしていた。リハビリが進んだことで疲れが徐々に残らなくなって来ているのかもしれない。
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リハビリ映像
奈津子の朝昼晩ご飯
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