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66日目

  • 執筆者の写真: 筆者
    筆者
  • 2022年6月30日
  • 読了時間: 4分

更新日:2022年10月3日

  • 私は5:30頃起床。昨夜は0:00過ぎに就寝。自然に目が覚めた。寝足りないことはない。簡単な朝食を摂り、シャワーをする。体重62.85、体脂肪率16.1。今日も朝から暑そうだ。

  • 母の朝の体操前に私はロードスターのエアコンガスを補充した。高年式車のため冷媒がリークしやすい。2、3年に一度Amazonでガスを購入して補充する。炎天下、エアコンが効かなくなったロードスターの内部は暑くなる。幌越しに太陽光の輻射熱が頭部に降り注ぎ、ちょっと気持ち悪くなる。エアコンの効き具合も回復したようなので今日からまたデリバリーに使える。

  • 奈津子は6:30頃起床。昨夜は21:30に就寝。0:30にトイレに起き1:00に再就寝。4:30頃から寝たり起きたりして起床した。

  • 奈津子は転院してから朝ごはんは病院食だ。米飯とヨーグルト、ゼリーとバナナなどのフルーツ。一応高カロリー食という設定だという。米飯は残すことが多い。野菜や肉など朝に食べてない分、私の担当する昼食、夕食は色々食べさせたくなるが、そこに限りはある。

  • 朝食後、奈津子としゃべっていると、久しぶりのしゃっくりが出てきた。通話をひとまず終えた。しかし、すぐに止まったらしい。以前から奈津子と私はしゃっくりが出るとコップに水を入れ、その上に直行するように割りばしなど棒状のものを渡し、その隙間から喉をなるべく開くように水を飲むことで、しゃっくりを止めていた。それが割りばしじゃなくて指でも何もなくても構わず、口を小さくして同じように飲めば同様に止まる。そのことを知っていた。ただ、奈津子はそれをやろうとするが上手くいかず、しゃっくりが止められなかった。それが今日は出来たのだ。検索すると5月22日に出て以来のしゃっくりだ。体の制御がより自ら思うように出来るようになったと、素直に喜んでいいのだろう。

  • 昼食のデリバリーのためロードスターで出掛けたが、ガスの補充むなしく暑いものは暑かった。確かに効いてはいるが、基本的に能力不足を感じる。リーク防止剤とか入れないと解決しないのかもしれない。あと、気温が高くて空気が薄くなるのか、エンジンのパワー感が少し下がった。空燃比が理想値と違うのだろう。何も今この車で出掛ける意味は無いのかと思ったりもした。

  • 晩ご飯のデリバリーは奈津子の車で行ってみた。涼しいし楽チンだった。奈津子の車は1.5Lのディーゼルターボ。真っ直ぐの加速はかなり速い。FF車なのに加え重たいディーゼルエンジンを積んでいるので、前後荷重比がかなり前よりになる。超フロントヘビーな車だ。ブレーキングなど前への荷重移動をする際、かなり唐突に姿勢変化をする。このため減速を伴うダブルレーンチェンジなど横方向の動きがある時は、少しもたつくことがある。そこさえ気を付ければ、なかなか優秀な車と言える。ヘッドライトの点灯やハイビームの部分減光、ワイパーのオンオフすら自動でやってくれる安楽な車。そもそもトルクのあるディーゼルエンジンだが、負荷がかかるとターボが空気を加給しさらにパワーが湧いてくる。アクセルを踏み込むと6速ATと協調し回転数を上げずともするする加速していく。小さな見た目とは裏腹にハイパフォーマンスカーなのだ。ハンドルに設けられたパドルシフトを上手く使うと、スムーズに前後方向への荷重移動ができる。今日私は少しそこを練習してみようかという気になったが、すぐに上手くはなれなかった。しばらく向き合おうかと思う。

  • 麻痺をしている右手は強張ることがある。奈津子本人が意図しなくても、握りしめる方向でパワーオンが継続してしまいがちになるそうだ。「ぎゅっとならないように気をつけている」と奈津子はよく話してくれる。手を開き、指を延ばして脱力させるのも苦労がいるのだ。

  • この病院ではその強張りを軽減させる機械があり、奈津子はそれを自由に使わせてもらえる。よくあるマッサージ器のような空気圧で力をかける仕組みで、指を反らせる方向で矯正をかけてくれる。それを見守るポポもかわいい。

  • 一昨日から奈津子の保険医療費の限度額認定にかかる手続きをしたり、今日は奈津子の医療保険の保険金請求をしたりと、ここのところ私は少し事務処理におわれた。限度額認定は前の病院でマイナンバーで認定登録されており特に手続きを要しなかったので「病院が変わってもマイナちゃんが勝手に調整するのかな」と私は高を括っていた。しかし転院先ではそういったオンライン処理で認定確認するようなことはしておらず、病院のデジタルディバイドに直面したのだ。それをようやく認識した私は本来受けるべき認定証について奈津子の職場に掛け合い、何とか交付してもらった。

  • 夕食のデリバリー、病棟に向かい夕食を看護師に渡した。帰路に就こうと病院の入り口方向に向けて歩いていると足湯場に奈津子の姿を見つけた。すでに足湯から足を上げていた。お風呂に入らない日は足湯をしてストレッチすると奈津子は言っていたので丁度そのタイミングだったのだろう。

  • 電話で通話しながらガラス窓越しに少し奈津子と話をした。程よく疲れていて良く寝られそうな表情。いい顔をしていると思った。


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奈津子の朝昼晩ご飯


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