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65日目

  • 執筆者の写真: 筆者
    筆者
  • 2022年6月29日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年10月3日

  • 私は5:30頃起床。奈津子は6:30頃起床。奈津子による就寝状態の記録はなかった。

  • 7:20頃、LINEで会話した際、睡眠時の右腕・右手の所在の悪さに困っているので抱き枕を試してみたいと奈津子が言っていた。予てからの懸案だったので何とかしたいと思った。

  • 自宅に丁度いい抱き枕がないので私はすぐ買いに行った。寝具売り場のあるホームセンターが8時半ごろに開店する。選ぶほどの種類はなかったが、2種類ある形状から小さいサイズのものを購入した。Amazonから届いた手首で計る血圧計とか奈津子からリクエストのあった他のものと合わせて差し入れた。


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  • 「持ち運べるスマホスタンドが欲しい」「百均のやつでいいのかな。うちにあるこれとか」と、インカメラで実物を映しながら奈津子に聞く。「ううん、そういうのじゃないのがいい」「どういうの」「縦置きしたときに使いやすいのがいい」。最近のスマホはベゼルレスで昔ながらのスマホスタンドに置くとホームボタンが押せなかったりする。そのことか、と思い聞いてみるとその通りだった。目が行ったのはキッチンのカウンターに転がっていたスマホホルダー。奈津子のベットサイドのスマホホルダー見直し過程で2形態目で使った車用のスマホホルダーである。ホームボタンが押せるし下が吸盤になっている。「これ使ってみる?」と聞くがあまり乗り気にならない。有るものだから一度使ってみようねと説得した。そのままだと倒れそうなので、転がっている段ボールを使ってスタンド風にしてみた。平面にフラットに置けるし、片手で画面操作するのも問題なさそうだった。夕方の差入れで持っていくと「スマホスタンドとてもよい」とLINEに書き込みがあった。

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  • 差入れの際、私は奈津子の病棟まで行く。大概、奈津子は自室にいるので会えないが今日の夕方はロビーにいた。例の装具も履いている。動画を撮るから歩いて見せてと奈津子に歩いてもらった。この装具での歩行を初めて見たが、以前のぎくしゃく感を感じさせない自然な歩行だった。やはり若干右がもたつくが、以前の装具と大きな靴に比べたら断然自然な足運びに見えた。左足の使い方が上手だったり、下手くそだったりしてるが、これも慣れが解決しそうな気がする。

  • 言語聴覚の時間は認知や記憶など色々な検査をやっているらしい。今日はある程度の場面や関係性などの設定が付与された状態で、ロールプレイやエチュード/即興劇的なことを言語聴覚士とやったそうだ。奈津子側はシナリオはなくてアドリブで対応する。今のところ思ったようにやれているようだ。「高次脳機能障害があるかもしれないから色々検査するんだって」と、奈津子は言っていた。

  • 昨日、ふくらはぎに付けていたEMSのようなものは、調べてみると、「筋電図バイオフィードバック」と呼ばれる技術によるものだと思われる。今日は上腕に付けて、腕をピンと伸ばす訓練をしたそうだ。バイオフィードバックについて今度勉強してみたいと思う。ちょっとネット上の文献を飛ばして読むとエビデンスが有るのか無いのか今一つわからなかったからだ。ただ、今の奈津子にとって有用なものだとは思う。

  • 奈津子の顔はまあまあ良い感じだった。一日左目周りは良かったのだが、左眉が上がっている状態に変化がなかった。色々訓練して変な癖がついた可能性も少し考えてしまう。

  • 足湯や温泉がある施設なので、緊張している筋を伸ばしたりすることが楽に出来ると奈津子は言っていた。部屋も病室らしくなくて寛げるそうだ。新しい環境、新しい装具などを得て機能回復がより進むことを願う。

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リハビリ映像

奈津子の朝昼晩ご飯


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© 2022 Ambivalent Brain 奈津子の入院記録 

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